最近読んだ本
■JR福知山線脱線事故2005年4月25日の記憶
著者:JR福知山線脱線事故被害者有志
出版社:神戸新聞総合出版センター 発行年月:2007年04月
まだ2年なのかもう2年なのか、年月をとらえる人によってはさまざまなのですが、2年経過してやっとこの本ができあがりました。本ができあかったのはやっとという感じですが、事故からの時間の感覚はついこの間のような感覚だとさっします。
事故の列車にのりあわせた乗客とその家族29名がつづる壮絶な記録で、衝突時の惨状、死に直面した恐怖、生き残ったことへの心への罪悪感、そして支え見守る家族の思い。
とにかく、涙ボロボロでした。
今、通勤で自転車で通ってますますが、あの交差点はこの人とすれ違って、あそこではあの人とすれ違ってという感覚があるのだけど、挨拶をかわすという感じでもないですが、そういう知ってる顔の人がある日、突然、すれ違った直後、車が突っ込んできてはねられたとかという状況におちいったとき、また、逆の場合もありですが、そんなことをつい考えてしまいます。たぶん、通勤電車の中は、顔は知っているけどという関係の人と人のつながりたくさんあり、そんな中で知っている人が死んでしまい、自分だけ生きているということへの葛藤、または電車の恐怖、心的ストレスなど、そのご本人にしかわからない部分の詳細が書かれています。
■山の社会学
著者:菊地俊朗
出版社:文藝春秋
発行年月:2001/06/20
戦後日本の山や登山はどのように変容を遂げてきたのか。信濃毎日新聞の記者でもあり登山家でもある著者がいろいろな角度視点でかたっています。
・山小屋のし尿処理の方法や問題。
・百名山ブームはコンビニと高速道路の普及が大きい。
・カラスが多いと登山道がよくなる。
・遭難するとどれくらい経費がかかるか?
・昔の山小屋は米持参でなければ泊まれない。
いろいろ勉強にもなりました。
確かに気軽に山へ行けるという今の環境に感謝しなくてはいけないと思うし、トイレの使用料が100円というのもうなづけるかなぁ。

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